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色ムラや色彩の違いを正確に判定

画像処理システムを活用した製品検査・外観検査装置をご提案しているアイエスシー株式会社が色検査についてご説明します。色検査とは、センサーで撮像した画像データを解析し、塗装やメッキ処理の色ムラや抜け、色調の違いを判定する工程です。当社では、これまで困難だったオンライン上での色検査などを高い画像処理技術で実現。こちらでは、当社がご提案している色検査の手法や検査可能項目、使用用途、事例などをご紹介します。

色検査の手法

色検査では、製品や部品の微妙な色ムラや濃淡、小さな塗装や印刷の抜けまで正確に判断することができます。また目視では難しかった塗装色の判定・選別まで可能です。さらにGPUを活用することで、膨大な量の色彩演算(色補正、色抽出など)をリアルタイム処理でき、オンライン上での高速処理を実現しています。当社では、製品の撮像を行うセンサーの選定から画像処理システムの開発までトータルでご提案します。

検査可能項目

色ムラ
色ムラ
ピンホール(色抜け/濃色)
ピンホール(色抜け/濃色)
色ボケ
色調
全体的な色のバラツキ 色ボケ  

使用用途

色検査では、樹脂や金属などの塗装不良、色ムラや抜け、色調の違いなど、さまざまな色の差を判定することができます。そのため、自動車などの各種部品から食品まで、幅広い現場で利用されています。

◆代表的な活用例
  • 自動車部品の塗装色の判定
  • プラスチックパーツの塗装ムラや色抜けの判定
  • パンなどの焼き色検査、青果物などの色仕分け
  • インク飛び、文字欠け、色相や濃度などの印刷物の不良検出
  • 医薬品の色を検査することによる不良品検出

検査の流れ

STEP
01撮像
センサーで対象物を撮像します。
STEP
02切り出し処理
画像データから検査に必要な部分のみを切り出します。
STEP
03前処理(ノイズ除去)
切り出した画像のノイズを除去し、鮮明な画像に補正します。
STEP
04色検査
対象物の色を測定します。
STEP
05判定結果
測定基準に適合しているか判定します。

アイエスシーの開発実績

印刷時に発生するインク飛び等の検出

大量の印刷物を1枚毎に目視検査するには経験と時間が必要です。弊社の印刷品質検査装置は画像処理によりマスター画像を元に、印刷内部の不良を高速かつ正確に検出。
本検査装置を利用する事で、お客様から依頼された印刷物の品質維持が可能になります。

概要
  • 高精度カメラによる鮮明画像。
  • GPU利用により高速検査判定。
  • マスター画像によるパターンマッチング及び指定範囲の検査。
  • 検査結果のファイリング機能。
用途 連続印刷物の不良検出(インク飛び、文字欠け、色相や濃度等)を、高精度カメラをインラインする事で、高速に印刷状態の正常/不良を判定。
基本仕様
カメラ 3ラインCCDカメラ 2048bit
最小欠陥サイズ 0.5mm
検査速度 最高18,000枚/時
検査対象物 連続紙
光源 特殊照明
対象欠陥 文字欠け、インク飛び、ヒッキー、油だれ、水たれ、色ムラ、ピンホール
システム環境 ●検査コントローラ
対応OS:Microsoft Windows7(32/64bit)、CPU:Intel Corei7相当 Nvidia GPU搭載
●検査機構部
お客様の既存ラインへのカメラ及び照明組込み

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