シャフト表面の不良検査装置
シャフト表面の不良を検出
シャフト表面に発生する傷、打痕等を自動検出します。インライン化の場合は良品・不良品の結果より、
機構側へ排除信号を送り、自動判別も可能です。
機能概要
・ローラでシャフトを回転させる機構のスタンドアロンの検査装置です。
・キャスター付きで、移動も可能です。
・シャフトサイズによって、1台のカメラを移動撮像し、シャフトサイズが、450mm
(検査領域長:410mm)までは2分割、450mmを超えた場合は、3分割にて撮像します。
・検出傷精度:ピンホール最小傷(5/100φ)、傷の最小サイズは5/100[mm] が検出可能です。
・検査スピードは、シャフト長さ及び太さにより変化します。
(例:長さ400mm、太さφ12.5mmの場合は約3秒)
・インライン化により、自動判別後排除信号を機構側へ送信し不良品の排除を行う。
システム仕様
項目 | 仕様 | |
検査部 | カメラ | カメラは最大ラインレート35KHz |
照明 | 検査物最大幅600mm照射 | |
搬送部 | シャフト回転機構 | |
検査処理部 | 処理方式 | 傷検出専用アルゴリズム |
測定対象物と検出内容 | シャフト(円柱棒)の傷、打痕他 | |
測定精度 | 寸法精度35μ |
処理の流れ
回転しながら撮像⇒シャフト表面の傷、打痕を検出⇒判定結果⇒良品・不良検出